企業戦士ゆうたろすの雑記

アラサー企業戦士が徒然なるままに日常を描くブログ

【ポケモンガチ勢への道#3】性格について

こんにちは、ゆうたろすです。先月までとても忙しく気持ちに余裕がなかったので何もできてませんでしたが、ちゃんとやっていこうと思います!

ポケモン界隈は冠の雪原解禁で盛り上がってます。先日ポケモン公式が発表したPVも最高で、初代からやっている私は泣きそうになりました…

今回はガチ勢シリーズ第三弾として、「性格」をピックアップします。「3つの値」「特性」に並んでポケモン対戦で重要な要素なので、参考にしていただけたらと思います。

ポケモンの性格とは

私たち人間にもさまざまな性格があるように、ポケモンにも性格が存在します。そして性格によって成長度合いも変わってくるのです。以前「3つの値」の記事で紹介した際に、ポケモン個体値努力値について解説をしました。これらに加え「性格」による補正がかかることで、最終的なポケモンのステータスが決まります。ストーリー攻略にはさほど必要のない知識ですが、ポケモンのステータス的なお題については今回が最終回になるので、次回以降は技だったりポケモンの解説をしていきたいですね!

前回の記事についてはコチラ

 

性格システムの歴史

性格というシステムが導入されたのはポケットモンスタールビー・サファイア、いわゆる第三世代からになります。特性も同時解禁だったため、この第三世代はポケモン対戦において大きく変化のあった作品と言えるでしょう。

具体的なステータスへの影響

全25種類の性格があり、「攻撃」「防御」「特攻」「特防」「素早さ」のうち1つのステータスを1.1倍、1つを0.9倍にするという影響があります。一般的にはそのポケモン個体値で強いステータスに補正をかけることが多いです。全25種類の性格と補正の関係は以下のとおり。※グレーの箇所は補正なしです。

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例えば素早さに上昇補正をかけたい場合は「おくびょう」「せっかち」「ようき」「むじゃき」の中から性格を選びます。どのステータスに下降補正をかけるかによってこれらのどれを取るかが変わります。「攻撃」が不要なら「おくびょう」、「防御」が不要なら「せっかち」といった具合です。

もっと具体的に、8月までのシーズンで最も使用率が高かったエースバーンを例にみていきます。

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◆エースバーンの性格を「ようき」にした場合

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 エースバーンは主に物理アタッカーですので、「特攻」のステータスは不要になります。「ようき」は素早さを上昇させ特攻を下げる性格のため、この性格+素早さに努力値を振ったエースバーンが、エースバーン界の最速ということになります。素早さ実数値「188」よりも低いポケモンは、すべて先に行動されてしまうということです。

 ◆エースバーンの性格を「いじっぱり」にした場合

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 「ようき」同様「いじっぱり」の性格は「特攻」に下降補正がかかります。一方で「攻撃」に上昇補正がかかるため、相手に与えることができるダメージが大きくなるのはこちらになります。

この2体が相対したとき、先手を取るのは「ようき」のエースバーンで、一撃の威力が高いのが「いじっぱり」のエースバーンになります。

どのステータスに補正をかけるべきなのか

特にポケモン対戦においては「素早さ」がしばしば重視されます。「素早さ1」の違いで先手後手が決まるため、この違いで勝負が決してしまうということもあるのです。育成において一般的に努力値252+性格補正のある個体を「最速個体」努力値252のみの個体を「準速個体」と言ったりします。ただもちろん「素早さ」だけがポケモン対戦のすべてを決めるわけではありません。

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例えばカバルドンというポケモンは対戦における補助役として非常に優秀なポケモンです。種族値をみると「素早さ」は「47」。最速個体にしたところでエースバーンに先手を取ることはできません。であればエースバーンからの攻撃を確実に耐えられるよう「防御」に補正をかけ、ダメージを最小限に抑えることで確実に行動できるように育成すればいいのです。

そのポケモンにどんな役割を担ってもらいたいかで、どのステータスに補正をかけたら良いのかが変わってきます。先ほどのエースバーンだと、使用されるほとんどが「ようき」の性格でした。これはエースバーンの使用率が圧倒的に高く、エースバーン同士の対面となるケースが多かったからです。打ち合いになれば当然先に動くことができる方が有利となるため、エースバーンは常に最速個体である必要があったのです。(ちなみに素早さが同じの場合、どちらが先に動くかは完全にランダムになります。ここまでくると運の領域ですね。)

まとめ

この「性格」のシステムは導入時から現在に至るまで大きな変更がないことから、非常に完成度の高いシステムです。かつてこの性格は完全に先天的なものであり、理想の性格個体を入手するのは面倒でしたが、「かわらずのいし」による性格遺伝、特性「シンクロ」による野生ポケモンの性格厳選など、徐々にその敷居は低くなってきました。そしてついにポケモン剣盾では「ミント」という道具を使うことで後から自由に性格を変えるという何ともジャンキーなことができるようになりました。その意味でポケモン剣盾は初心者に優しい作りになっていると思います。これを機にみなさんもスタートしてみてはいかがでしょうか。今回はこれで以上になります。Twitterもやっているのでフォローしていただけると嬉しいです。ではまた!

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