企業戦士ゆうたろすの雑記

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【ポケモンガチ勢への道#1】3つの値(種族値・個体値・努力値)

こんにちは。ゆうたろすです。

今日の投稿は、構築記事や育成論ではなく「基本」になります。なので詳しい方は読み飛ばしていただいて結構です。ポケモンガチ勢の間ではさも当然のように使われている用語について、わかりやすく書いていこうと思います。僕にもガチ勢の友人がいますが、僕と友人の会話は傍から聞くと暗号でやり取りしているように聞こえるそうです。これを読んで「面白そう、やってみたい」と思って貰えたら幸いですし、ゲーム実況動画を見るのが楽しくなればいいなぁと思います。

3つの”値”

ポケモンの世界には種族値個体値努力値と呼ばれる3つの値が存在します。これは公式の用語ではありませんが、ポケモン対戦界においては共通言語です。それぞれ解説していきます。

種族値

ポケモン毎に設定されているステータスになります。一般的には種族値が高いポケモンが対戦でも多く使用されます。ポケモンのステータスには「HP」「こうげき」「ぼうぎょ」「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」があり、それぞれ以下のように略されます。

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実況動画で聞いたことがある方も多いと思います。これら固有のステータスが全ポケモンに設定されています。例を挙げてみていきましょう。

 

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ポケモンといえばピカチュウ」ということでピカチュウです。こうしてみると、ピカチュウは全体的に「すばやさ」つまりは「S」が高いポケモンといえます。またピカチュウが進化するとライチュウになりますが、その種族値は以下のようになります。

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全体的に数値が上がりました。ライチュウの「S」は110ですから、ピカチュウの「S」よりも高く、対戦においてはライチュウのほうが先に行動することができます。ポケモン対戦においてこの「すばやさ」はとても重要な要素になります。 

またこの6つの種族値の合計が600になるポケモンは「600族」と呼ばれ、オンライン対戦環境ではその使用率も高いです。「600族」の代表的なポケモンはこちら。

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 バンギラスです。「すばやさ」以外のステータスが桁違いに高いですね。先手は取られてしまいますが、どんな攻撃もだいたい1回は耐えてくれるので、後攻から高火力でお返しすることができます。こうみると「種族値が高い600族だけ使っていれば勝てるじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、それだけでは決まらないのがポケモンの面白さです。

個体値

 ポケモン毎の個性と解釈できます。例えば同じ人間でも、足が速い人パワーがある人等様々です。つまり同じポケモンであっても能力に差があるということです。

個体値については細かく書けば書くほどややこしいので簡単に説明します。個体値とは先ほど紹介したステータスそれぞれに対し、0~31までランダムでランク設定がされており、31に近づくにつれて同じ種族値でもステータスの伸びがよくなります。これはレベルを上げても変わることがない先天的なものになります。例を挙げて解説していきましょう。

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 2つのポケモンを見比べると、同じポケモン・同じレベルにも関わらず、そのステータスには差があります。全てのステータスにおいて、2つ目の画像の個体の方が能力が高いです。これが「個体値」の違いです。2つ目の画像のビリジオンの方がエリートなんですね。

ストーリーを攻略するにあたってこの個体値はさほど気にする必要はありませんが、オンライン対戦においてはかなり重要な要素です。ガチ勢は使用しないステータスを除いては、基本的に全てのステータスを最高ランク(31)にして育成しています。そして多くの育成論や構築記事も、最高ランク(31)前提で書かれています。ステータスが最高ランク(31)であることを「V」と呼び、全てのステータスが最高ランク(31)であることを「6V」と呼ぶことがあります。「6V」を含めそのポケモンにとって最も理想の個体値をした個体は「理想個体」と呼ばれることがあります。最高ランクの個体値を持つポケモンの手に入れ方については、また別の機会に紹介できればと思います。ここでは「こういう隠し要素がある」ということを理解いただければと思います。

努力値

個体値が先天的なものであるのに対し、努力値は後天的にステータスを上昇させる要素になります。ポケモン本来の強さ(種族値)や個性(個体値)では補いきれないところをカバーするのがこの「努力値」です。最大でステータスを「32」上昇させることができ、これをどう割り振るかによって相手のポケモンを一撃で倒せるかどうか、相手よりも速く動けるかどうかが変わってきます。

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このようにトゲキッスに「HP」「ぼうぎょ」の努力値を振っていなかった場合、こだわりハチマキを持ったハッサムバレットパンチで一撃で倒されてしまいます。

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こちらは「HP」「ぼうぎょ」に努力値を振った場合のダメージ計算です。トゲキッスは攻撃を確実に1回耐えることができるので、返しの炎技でハッサムを倒すことができます。これは対戦相手にはわかりません。こうした駆け引きを楽しめるのがポケモンの対戦ゲームとしての奥深さだと思います。

努力値は「1」ずつ割り振ることができ、1つのステータスに対して252が最大です。努力値を「4」振るとステータスが「1」上昇し、次の上昇からは努力値を「8」振る必要があります。この計算で1つのステータスに努力値を252振ると、ステータスが「32」上昇することになります。また、1匹のポケモンに触れる努力値の上限は510です。つまりマックスまで上げられるステータスは2つまでになります。

上級者はこの努力値を巧みに割り振り、「どのポケモンからの攻撃を何回耐えるか」といった調整を施しています。正直ここまでくると魔境です(笑)。まずは252を1つのステータスにしっかり割り振ることからスタートすることをオススメします。

まとめ

ポケモンにおける3つの値について述べさせていただきました。人によってどのポケモンをどのように育てたいかは異なります。それを叶えてくれるのがこの3つの値です。これに加え「覚えさせる技」や「ポケモンの性格」、「持ち物」などの要素が加わり、オンライン対戦は行われています。こうした要素を覚えるだけでも大変ですが、一度理解してしまえばそう難しいものではありません。これを機に「対戦やってみようかな」と思っていただけたら幸いです。みんなもポケモン対戦に挑戦してみよう!

 

最後に引用元の紹介です。

種族値引用元:ポケモン徹底攻略 | 最新作ソードシールド(剣盾)もお任せ!

 ダメージ計算引用元:

ダメージ計算SS for ポケモン ソード & シールド

ダメージ計算SS for ポケモン ソード & シールド

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